避難所には入れない!? ~ 少し考えてみませんか? ~ (1)


今朝5時の朝焼けです。台風13号が近づいていますね。
2019年の台風19号で、町会役員として避難所の開設と運営に参加した時を思い出します。

コロナ渦でようやく「在宅避難」という言葉が一般的になってきましたが、まだ市民には「災害が起これば避難所に行けばいいや。水と食料も貰えるだろうし」と考えている方が多いようです。
自治会・町内会の役員でも「災害になったら住民を避難所に誘導」と思っている方も多いと思います。

ここでちょっと考えてみましょう。

指定避難所(地域防災拠点)になっている近所の小学校は、元気いっぱいの子供達と教職員の計 600人 でふだんでも満杯状態です。
そこに災害時、学区の住民1万人が押し掛けたらどうなるか・・
入りきれる訳がありませんよね。
2019年の台風19号でも、小学校の体育館は避難してきた 約120名の方で満杯になりました(きちんと区画整理していればもう少し入りましたが)。

同様に小学校の防災備蓄庫にある非常食はクラッカーが240食。これを1万人が奪い合ったらどうなるでしょう?

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避難所は何のためにあるのか、避難所には誰が優先的に入るべきか、入りきれない事態のために市民はどうしないと助からないのか・・
災害時の様子を想像し考えることが必要だと思います。(その2へ)



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