最初に必要な物 ~いざという時、本当に使えますか~


前回は情報源であるラジオについて考えてみましたが、今回はラジオ以外にも災害発生直後にまず必要になる物について考えてみたいと思います。
前回同様、事前に備える時間的余裕がある台風ではなく、突発的に襲われる地震で考えてみます。

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ある日の深夜・・

地震だっ! 強い直下型地震で、激しい縦揺れ・横揺れに見舞われます。
跳び起きたあなたは、這ってでも、まずは身の安全を図ります。

我が家では以前はこんなふうでした。

写真は以前の我が家での枕元回りです。
ラジオや懐中電灯、メガネ、スマホなどを枕元に置いてありました。
ガラスが割れても避難時に足を怪我しないようにと、靴(上履き)もカゴに入れてありました。

でも、これで良いでしょうか?

そうですよね。実際の地震では、これでは役に立ちそうもありません。
突然の地震、目が覚めた時には、これらの物は揺れでどこかに吹き飛んでしまうでしょう。

地震で物が散乱した室内

真っ暗で、物が散乱している中、余震もあるのに、これらの物を探すのは簡単ではないし、危険でもあります。
どうすればよいでしょうか?

さらに問題が・・

また、外に出るのに寝間着で出るわけにもいきません(やむを得ない時もありますが)。
冬だったら寒くてしかたないでしょう。
そこで、夜寝る時には作業衣や防寒着を用意していました。
とっさの時に廊下に逃げてから着替えることを想定して、寝室から出たところに置いておきました。

でも、これが問題!
出入りする時は邪魔になり、掃除でも邪魔です。日中は置きっ放しにしておく訳にいきません。
それで毎晩寝る前に廊下に置き、起きたらタンスに片付けます。
でも、朝の忙しい時に、そんなことはしていられません!面倒です!
面倒なことは続きません。ダメです。
災害への備えも、日常生活と両立しないといけないですよね。

そこで、一工夫。

避難の準備として最初に必要な用品を、廊下の上のほうに置きっ放しにできるように工夫しました。

(避難所に行ってから使う水、食物や着替え等は別に玄関の避難用リュックにしまってあります)

ドアの上に棚をつくり、上履き、作業衣・防寒着、靴下・軍手、懐中電灯、予備のメガネ、乾電池式ワンセグテレビや予備電池等々、最初に必要なもので、普段は使わないものをボックスに入れて棚に載せました。

廊下ドア上の収納
ドアの上に作った棚と避難用収納ボックス
避難用収納ボックスの中身
避難用収納ボックスの中身


床の上には物を置かないので、掃除も楽チンです。

一方、毎日使うラジオやスマホ、鍵などは、いちいち棚の上から出し入れするのは面倒なので、壁にカラビナをつけて、そこにぶら下げました。重い物をぶら下げるわけではないので、百均で売っているアルミのカラビナで十分です。
メガネは袋に入れてぶら下げています。
日常生活で良かったのは、いつもここに置くので、「あれ、メガネどこいった?」「スマホがない」「鍵はどこだ?」と探し回ることが無くなりました。
日曜大工が好きな方なら、見栄えの良い壁かけ収納を作るとさらに良いですね!

壁に取り付け
毎日使う品:就寝中は壁掛け保管
壁にカラビナ
百均のカラビナで簡単取外し


もちろん、ボックスが地震で上から落ちてきてはいけません。
中身は衣類等が中心で軽いので、細い紐で縛って固定しています。背がやや低い妻でもすぐに紐をほどけるように、蝶結びの一端を長くして垂れ下げてあります。

細いロープでボックスを固定

夜間で最も重要なのは明かりです。
暗闇は人の恐怖を駆り立てます。それが人の心理です。
明かりを点けて、落ち着くことが何よりも大切です
停電するかもしれないので、百均で330円で買った乾電池式LEDライトを壁に付けました。
手探りでライト全体を押すと、パッと明るくなって安心です。

corridor light-1
非常用の明かりを点けた状態

懐中電灯でも良いのですが、こちらのほうが壁に固定できるので、決まった位置を手探りでワンプッシュ!
押すだけで点くので、簡単確実です。

避難などとっさに使うものは、いざという時に本当に使えるようにすると共に、日常生活に支障が無いようにするのがポイントだと思っています。


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